
本記事では、現在ワノ国編で話題になっているリューマがDの一族である可能性について考えてみます。
目次
・リューマとは
・リューマはDの一族なのか
・本名は「リューマ・D・キング」?
リューマとは

ワンピース 450話より引用
リューマは数百年前のワノ国の侍で、いかなる手合も一閃の内に斬り伏せた生涯無敗の大剣豪と呼ばれ、ワノ国では「刀神様」として崇められています。
リューマが残した伝説は数多くあり、「黄金を狙う海賊や国を支配しようとする世界貴族から国を守った」「都の空に現れた竜を切り捨てた」などの伝説が語り継がれています。
その後、スリラーバークでブルックの影が入ったゾンビとして蘇りましたが、ゾロに敗れて「秋水」をゾロに譲ることになりました。
リューマはDの一族なのか
リューマがDの一族である可能性について検証するためには、まず「Dの意志」が何かを仮定しなければなりません。
Dの一族は、マリージョアの天竜人達に「神の天敵」と呼ばれており、世界政府に相対する思想を持っていると言われています。

ワンピース 395話より引用
オハラのクローバー博士は、世界政府に滅ぼされた「巨大な王国」が存在したことを示唆しており、世界政府に相対する思想を持つDの一族はその巨大な王国の住民であると仮定することができます。
しかし、消滅したのであれば同時にDの血筋は消えてしまいます。では、なぜ「Dの意志」が消えていないのかというと、現在のDの一族の先祖は使命を全うするため国を出ていたのではないかと考えられるのではないでしょうか。そして、その使命とは「歴史の本文(ポーネグリフ)」を守り歴史を紡ぐことだと推測します。
それを裏付ける証拠として、「歴史の本文」が現在まで紡がれて世界政府に屈していない国(=非加盟国)には、「神」と崇められる人物が存在しています。

ワンピース 287話より引用
800年前に先祖がポーネグリフを狙う者達から都市を守ったというジャヤでは、「太陽の神」「雨の神」「森の神」「大地の神」が崇められていました。

ワンピース 767話より引用
ジンベエが“歴史の本文”を手に入れた海底遺跡の近くにある港町では、「海神」が崇められていました。

ワンピース 119話より引用
まだ描かれてませんが、「戦いの神」エルバフを崇め最強の軍隊を有するという巨人国にも、“歴史の本文”があり世界政府に屈しなかったことが予想できます。
そして、ワノ国で「刀神」として崇められているリューマは、ワノ国で歴史を紡ぐために戦ったDの一族なのではないでしょうか。
「国を支配しようとする世界貴族から国を守った」という伝説とも一致し、都に現れた竜も(当時竜が実在したのか分かりませんが)世界政府がワノ国を支配するために送り込んだと考えることができそうです。
本名は「リューマ・D・キング」?

短編作品「MONSTERS」より引用
余談ですが、リューマの原型となったキャラクターが主人公の短編作品「MONSTERS」では、リューマは「リューマ・ド・キング」という異名で呼ばれており、この設定を少しいじってワンピースの世界では「リューマ・D・キング」が本名だということも考えられそうです。