伏線・考察

【ワンピース】エルバフ編に関する考察・伏線まとめ

投稿日:2019-12-11 更新日:

本記事では、今後ルフィ達が訪れるであろう「エルバフ」について歴史や判明している情報をまとめた上で、エルバフ編の予想や考察をしてみます。 

目次
・エルバフとは
・これまでの関連エピソード
  ‐巨兵海賊団の進撃と解散
  ‐マザー・カルメルとリンリン
  ‐ドリーとブロギーの決闘
  ‐麦わらの一味と巨人族達との出会い
・今後の注目ポイントと考察
  ‐エルバフの槍
  ‐エルバフの戦士の後ろ姿
  ‐そびえ立つ大木と謎の影
  ‐「村」と「国」
  ‐革命軍軍隊長モーリー
  ‐ロキ王子
  ‐ウソップとゾロの活躍に期待

エルバフとは

「エルバフ」は新世界ウォーランドにある巨人族の住む国の名前であり、
その名前はエルバフの戦士達が崇拝する“戦いの神エルバフ”に由来しています。

戦いの神エルバフの“高き言葉”は人間の3倍の寿命を生きる巨人族にしか聞こえず、
戦いの神の審判は常に正しき者に加護を与えると言われています。

ワンピース 119話より引用

また、その世界観の中には「神々の国」というものが存在し、
エルバフの戦士達は多神教の宗教観を持っていることが分かります。
(「神々の国」についてはこちらの記事でも少し考察しています。)

そのため、ドレスローザでウソップに救われた人々が「ゴッド・ウソップ」と呼びウソップを崇める場面においても、
エルバフの戦士であるハイルディンだけは「キャプテン・ウソップ」と呼ぶというような拘りが見られました。

ワンピース 744話より引用

これまでの関連エピソード

巨兵海賊団の進撃と解散

世界に点在する巨人族のいくつかの国の中でもエルバフが巨人族の代名詞と言われるほどに有名になったのは100年以上前の巨兵海賊団の進撃によるものでした。

ワンピース 118話より引用

当時、町という町を焼き尽くし世界を震撼させた巨兵海賊団の恐怖は昔話として現在の人間達にも語り継がれているのですが、その進撃に終止符を打ったのは一人の少女なのでした。

ある日、海王類をそれぞれ仕留めた二人の船長ドリーとブロギーに対して少女が「どちらが大きかったのか」という疑問を投げかけたことがリトルガーデンでの二人の100年間の決闘のきっかけとなるのでした。
そうして船長を失った海賊団は解散し、残党はどちらかの船長が決闘に勝利しエルバフへ帰還することを信じて待ち続けて現在へ至るのでした。 

マザー・カルメルとリンリン

巨兵海賊団の解散後、海軍に捕まり処刑寸前だった残党数名を助け出し、エルバフに「羊の家」という孤児のための施設を開いたのがマザー・カルメルでした。

カルメルの正体は世界政府と取引する「孤児売り」で、
63年前に国外追放されエルバフに辿り着いたリンリン(後のビッグ・マム)を歴代最高の商品にするため育成に力を注ぐのでした。

ワンピース 866話より引用

リンリンはエルバフの居心地の良さに馴染んでいくのですが、
ある日エルバフの断食を行う風習により食いわずらいを発症してしまいエルバフの村を半壊させる事件を起こしてしまいました。

それにより巨人達から刃を突き付けられたリンリンを擁護したのがカルメルで、
カルメはリンリンと羊の家の子供達を連れてエルバフを出ていくのでした。
その後、事件は世界中の巨人族に伝わり、リンリンは世界中の巨人族から嫌悪される存在となるのでした。 

ドリーとブロギーの決闘

時は流れ2年前、
麦わらの一味は“偉大なる航路”の2番目の島としてリトルガーデンへ上陸しました。

そこで出会ったのが元巨兵海賊団の二人の船長ドリーとブロギーで、
二人の100年続く誇りをかけた決闘を目にしたウソップは、二人の姿に自身の目指す戦士象を重ねてエルバフの戦士達に憧れを抱くのでした。

ワンピース 116話より引用

しかし、島に潜入していたバロックワークスはドリーとブロギーにかかった賞金を狙い、二人の決闘に水を差すのでした。
それに怒ったルフィやウソップらはバロックワークスを撃退。
ルフィ達はドリーとブロギーとの友好関係を築き、いつかエルバフへ行くことを誓い島を出航するのでした。 

麦わらの一味と巨人族達との出会い

リトルガーデン以降も麦わらの一味は航海の中でエルバフの巨人族と出会うことになります。

①ブリュー

ワンピース ランドランド!より引用

「ランドランド!」で登場したゲームオリジナルキャラクターのブリューはミニミニの実の能力者の元巨兵海賊団メンバーの巨人族で、
海賊たちのオアシスで麦わらの一味と出会います。

100年以上前に巨兵海賊団が嵐に巻き込まれた際、ブリューはドリーとブロギーに助けられ海賊たちのオアシスに辿り着きました。
その時仲間が全滅したと思い込んでいたブリューは、仲間を蘇らせようと「エルバフの涙」の伝説を追い求めるのですが、
ルフィ達から真実を聞き再び自らの力で仲間を集め海賊になることを決意するのでした。 

②オイモとカーシー

ワンピース 377話より引用

50年前、どちらの船長も帰還しないことに違和感を感じエルバフから海へ飛び出したのが元巨兵海賊団のオイモとカーシーでした。

二人は航海の途中で海軍に捕まってしまいエニエス・ロビーの門番として50年間働かされることになるのでした。
そこへやって来たのがロビン救出のためエニエス・ロビーへ乗り込んだ麦わらの一味で、
二人はウソップからドリーとブロギーの決闘がまだ続いていることを聞かされ、政府に反旗を翻しエルバフへ帰還するのでした。 

③スタンセン

ワンピース 504話より引用

シャボンディ諸島で出会ったのは、後に「新巨兵海賊団」の船大工であることが判明したスタンセンでした。

爆睡中に人攫いチームに捕まり人間オークションに売り飛ばされていたスタンセンは、ルフィ達が起こした騒ぎに乗じて脱走することができました。
ルフィ達とは「また会えたら恩はきっと返す」と言って別れたのですが、
その後スタンセンの船長であるハイルディンが子分盃を交わしたことによりスタンセンも運命的にルフィの子分に加わる形になるのでした。 

④パンズフライ

ワンピース アニメ578話より引用

パンズフライはアニメオリジナルで登場した新世界一の海賊料理人でドリーとブロギーの幼馴染のエルバフの戦士です。

パンズフライの娘リリーから父が海軍に捕まりインペルダウンへ連行されていることを聞いたルフィは、パンズフライの作る「天国料理」を食べるため彼を救出するのでした。 

⑤ハイルディン

ワンピース 799話より引用

ドレスローザで出会ったのは、全巨人族を束ね巨兵海賊団復活を成し遂げようとする新世代の「新巨兵海賊団」船長ハイルディンでした。

ハイルディンはメラメラの実を求めていたコロシアム出場者の一人で、ドフラミンゴの罠にかかりオモチャの姿になってしまいます。
その後、ウソップがオモチャの呪いを解き、救われたハイルディンは恩義に報いるためドンキホーテファミリーと戦い、麦わらの一味の子分になるのでした。 



今後の注目ポイントと考察

エルバフの槍

エルバフの槍はエルバフに伝わる巨人族最強の槍と言われており、
その技で突き通せないものは“血に染まる蛇(レッドライン)”だけだと言われています。

ワンピース 129話より引用

似た技でプロデンス王国のエリザベローⅡ世の伝家の宝刀と言われる「キング・パンチ」がありますが、
この技はエルバフで過ごしていたビッグ・マムも修得していたため巨人族の腕力を持つ者なら再現可能なのかもしれません。

この技がいつ生まれたものかは不明ですが、
ドリーが「レッドラインを突き通せない」と断言していることから、過去に誰かの手によってそれが実証されたのではないかと想像できます。
仮にこの技が「戦いの神エルバフ」の得意技だったとしたら、
「戦いの神エルバフ」は何らかの目的でこの技を使ってレッドラインを破壊したかったのかもしれないですね。 

エルバフの戦士の後ろ姿

54巻SBSで説明されていた通りハンコックが初登場する9年前のジャンプの表紙に「これから出て来るであろう敵」としてハンコックの後ろ姿が既に描かれていたという話は有名ですが、
そのジャンプの表紙にはエルバフの戦士らしき人物の後ろ姿も描かれています。

ワンピース COLOR WALK 2 より引用

このキャラクターが実際に敵として登場するのかも気になりますが、
こんなに早い段階から構想が温められていたのだとしたら、エルバフ編は物語の中でもかなり重要な役割を担っているのかもしれません。

ワノ国編では光月おでんを中心にロジャー時代の過去が描かれていますが、
もしかするとエルバフ編は「戦いの神エルバフ」を中心に“空白の100年”の神と呼ばれた人々の物語を描く役割を担っているのかも? 

そびえ立つ大木と謎の影

ワンピース 866話より引用

ビッグ・マムの過去編で明かされたエルバフの島影には、山を軽く超える高さの大木が描かれており、
恐らく世界にたった数本と言われておりサニー号の材料にもなった宝樹アダムだと思われます。

ワンピース 866話より引用

しかし、島の背景には謎の細長い影も描かれていて気になるポイントの一つです。
影が消えているコマもあったり、少し影が曲がっているコマもあるので生物の影かもしれないですね。 

「村」と「国」

ドリーとブロギー、オイモとカーシーがエルバフを「」と呼ぶのに対して、
現在の人間達はエルバフを「」と呼んでいます。

ワンピース 714話より引用

現在のエルバフは世界一の強国と名高く、
ビッグ・マムも欲しがるほどの軍隊を有しているとのことです。

ハイルディンの目的は「全巨人族を束ね巨兵海賊団の伝説を復活させること」でした。
巨人族の国は現在世界中に点在していると言われているので、
もしかすると元々は一つの国だったものが考え方の違いなどにより分裂し、再び一つの国に戻すために規模を拡大している途中なのかもしれません。

オイモとカーシーが海へ出た後の50年間にエルバフで大きな変化があったのかもしれないですね。


革命軍軍隊長モーリー

91巻SBSでは、革命軍軍隊長モーリーの経歴が明かされました。

ワンピース 904話より引用

モーリーは現在160歳で、凶悪な海賊であった100年以上前に捕まりインペルダウンへ投獄されたのこと。

年齢がドリーとブロギーに近いことと、100年以上前に海賊だったという経歴からモーリーは元巨兵海賊団メンバーの可能性が非常に高いです。

しかしモーリーがインペルダウンから人知れず脱獄し、
その後「とある事件」に巻き込まれ革命軍に加入したのは最近の話だそうです。
この「とある事件」がエルバフに絡む事件だとしたら、エルバフが「村」から「国」へ変わった理由と繋がってくるかもしれないですね。 

ロキ王子

63年前エルバフの城で誕生したロキ王子は、
ある日ビッグ・マムの娘ローラに一目惚れし求婚します。

ビッグ・マムは巨人族との長年の確執が埋まりエルバフの軍隊が手に入ることに歓喜していたのですが、
ローラが政略結婚から逃げ出したことにより巨人族とビッグ・マムの関係はより悪化していくのでした。

ワンピース 858話より引用

このロキ王子については現時点でシルエットしか描かれておらず詳細不明ですが、
ナミの親友であるローラが拒むことからもルフィ達と良好な関係を築けるような人物ではなさそうです。

もしかすると現在はロキ王子が国王になりエルバフで悪政を敷いているのかもしれません。
「村」から「国」へ変わった理由や、モーリーが革命軍に入ったきっかけにも繋がってくるかもしれないですね。 

ウソップとゾロの活躍に期待

ワンピース 117話より引用

麦わらの一味の中でエルバフの戦士達に自分の目指す戦士象を重ね、最もエルバフに強い思いを抱いているのがウソップです。

ワンピース 122話より引用

ワンピース 770話より引用

そして、ゾロとエルバフの戦士達の絡みで度々登場するのが122話のタイトルでもある「死人は役に立たぬ」という言葉です。
今後の展開を暗示しているようにも見え、ゾロはエルバフの戦士達に相通ずるものを感じているのかもしれません。

エルバフ編では二人の活躍も見どころかもしれません。







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